英語圏でロイヤリティフリー音源を販売するサイト(音楽ライブラリ)の概要。

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このところ英語圏向けの音源販売の記事ばっかりですね。

果たしてどこまで需要があるんだろうとか若干思いつつ、ライブラリについてのお話です。

音源ライブラリ(Music Library)とは

オーディオストックのような音源販売サイトのことを、英語では「Music Library」と呼んでいます。

これについては国内のストックオーディオ販売サイトと似たような感じなので、いまさら事細かに書くこともないです。

こういった音源を取り扱うサービスとしてはライブラリの他にも、Tunesatのようなメディア利用音源の追跡・徴収代行、Tracks & Fieldsに代表されるクラウドソーシング風のサービスなども存在。

音源を対価を払って利用するか、アーティストをプロモーションする代わりに無償で音源を利用するかというようなサービスもあった気がします(うろ覚え)

音源ライブラリの基本的事項

ライブラリの一覧

ライブラリに関しては以下の「Music Library Report」というサイトが500を超える膨大なライブラリデータを扱っており、実際に利用した作曲家のレビューなんかも載っていて非常に参考になります。

詳細な情報の閲覧は有料ですが、ちょくちょくセールをやっている上、ライブラリ名の一覧だけなら無料でも見ることができますので参考までに。


*購読してもメンバーレベルが不足していると見れないコンテンツもあるので注意!

独占(Exclusive)と非独占(Non-exclusive)

独占契約はそのライブラリのみでしか同一の音源を販売できませんが、非独占では複数サイトに同一音源を登録することができます。

当然ながら独占の方が収益率が高いことが多いです。

ちなみに英語圏のコミュニティでは、収益は50/50がスタンダードな基準として認知されている感じでした。

アカウント作成と音源審査

大体のライブラリではアカウント作成時、若しくは音源アップ時に審査(review)があります。

やたら厳しいというわけでもなく、ある程度曲として聞ければサラッと通る印象を受けます。

時折、アカウントの作成に際してアピールポイントや曲風などについて簡単なライティングを求めてくるところもあって、ちょっと悩みます 笑

支払い方法(Payment Method)

気になるのが海外からの収益の送金手段ですが、多くの場合はPayPalに対応しています。

その他ヨーロッパを中心に利用されているSkrillや、国際送金、小切手なんて手段を設けているライブラリも。

振込みは月一回の場合が多く、ある程度の金額に達したら申請できるというのは全世界共通のようですね。

どのライブラリが人気で一番稼げるのか?

多くの方が気になるであろう「稼げるライブラリ」ですが、結論からいうと人それぞれ異なります。

というのも上述のように英語圏だけでもライブラリの数が500以上と膨大で、ライブラリ側も差別化を図るために打ち出している特色やターゲット層、システムなんかが違うんですよね。

その中で自分の作るジャンルや利用を想定する用途・媒体なんかで「ウケ」が変わってくるので、各々が自分に見合ったライブラリを見つける必要があります。

ある人が「このライブラリ全然売れねぇよ!」とボヤいていても、別の人はそこそこのセールスをあげているなんてこともあるので、自分でやってみないとわからない部分が多々あります。

そういったこともあって、非独占契約では複数のライブラリに同一楽曲をあげるのが定石で、少なくとも3~4つは並行してアップしている方が多いですね。

とはいえ、検索上位にくる大手サイトは集客力があるのもまた事実なので、ググって出てきたサイトに手当たり次第登録していくというのもありかもしれません 笑

悪質サイト(Scam)について

数百もライブラリがあれば全てが全て、善意で成り立っているというわけではなく、中には悪質なサービスも存在しています。

よくあるのが登録時やアップロード時に登録料を要求してくるもの。

私自身は幸運にもこの手のサービスに会ったことはありませんが、まずいいことないそうです 笑

あとは悪質とはちょっと違いますが、規約をよく読まないと実は著作権はライブラリ側に帰属したり、数年間は音源を撤回できなかったりということもありますので、事前の規約確認は必須です。

内容については詳しく触れられないのですが、作曲家でありVSTBuzzも運営するEmmett Cooke氏が執筆した「The Business of Music Licensing」は有益で、彼がおすすめするライブラリや悪質サイトの見分け方についても載っているので、興味のある方にはオススメです。

あとがき

とりあえずパパッと簡潔に書いてみましたが、後々情報が増えてきたらまた追記していくかもしれません。

海外での音源販売を視野に入れている方のお役に立てればと思います。

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CASA
作曲経験ほぼゼロの状態から、2015年より著作権フリーBGMの製作に乗り出した駆け出しの作曲家。感性と独学での作曲で生計を立てられるのかを身をもって実践中!ブログ「またたび音楽堂」では、音楽・DTMを軸に自身が興味のあることを幅広く発信しています。 ⇒プロフィール詳細
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