Bolder Soundsのバグパイプ音源「Celtic Pipes V2」(BOB Celtic Pipes)のレビュー。

買うか否か長いこと悩んでいたのですが、意を決してバグパイプ音源を買いました!

今回、購入したのはBolder SoundsのCeltic Pipes V2(BOB Celtic Pipes)という製品になります。

レビュー概要

始めにザックリとした総評から。

  • 音色はリアル志向
  • バグパイプ、イリアンパイプ、パブパイプの三つの音源が収録されていてお得
  • ドローン管の音量を調節可能
  • 鳴らすドローン管を指定可能 *バグパイプのみ
  • 自然な響きのIRリバーブ付き
  • 微妙なピッチ揺れや発音タイミング調整のヒューマナイズ機能
  • レガート仕様なのでバグパイプ特有の奏法をしても滑らかで使いやすい

値段が二倍でも普通に買っていいと思えるほど、音色・使い勝手ともに良く、今のところ特に不満な点はありません。

ただ、音色はリアル志向なので、ゲーム音楽などではWavesfactoryのW-Bagpipeの方がまろやかな響きで良いかもしれませんね。

レビュー詳細

ドローン管について弄れるパラメーターが便利!

バグパイプの肝とも言えるドローン音ですが、Celtic Pipesでは以下のような操作ができるようになっています。

  • ドローン管の音量の調節
  • 発音させるドローン管の指定
  • 鳴っているドローン音を止めるボタン

ドローンは持続音なので場合によってはうるさすぎて耳に付くこともあるのですが、その音量を調節できるのは個人的に助かっています。

また、一般的なバグパイプのドローンはテナー管2本+バス管1本の計3本から成っていますが、それぞれどの管を鳴らすかを指定できます。

バス又はテナーのみ、両方同時に、若しくはテナー+チャンター,バス+チャンターという組み合わせで全部で5通りの組み合わせが選択可能。

基本的に多くのバグパイプ音源ではドローン音は一度押すもう一回同じノートを押すまでは鳴りっぱなしですが、Celtic Pipesでは[PANIC!]というボタンが付いていて、これを押すとドローン音が止まるという細かな気遣いもなされています。

三つのバグパイプ音源が収録されていてお得!

この製品にはバグパイプ、イリアンパイプス、パブパイプの三つの音源が収録されており、バグパイプは更にMono Short,Mono Long,Stereoの三種類が用意されています。

バグパイプはスコットランドで用いられる息を吹き込むタイプのもの、イリアンパイプスはアイルランドで使用されるフイゴを利用して空気を送るものですが、イリアンパイプスの音源は中々ないため、このクオリティで収録されているのはお買い得だと感じます。

*これ以外のイリアンパイプス音源ではIlya EfimovのUilleann Pipesや、Xtant AudioのDicky Deegan’s Uilleann Pipesなどがありますね。

自分もそうでしたが、アイリッシュ音楽、ケルト音楽をやりたい方には迷うことなくオススメします!

このイリアンパイプスは大体バグパイプと機能は同じですが、以下のような点に違いが見られます。

  • 音域は丁度2オクターブ(バグパイプより広い)
  • ドローン音はバグパイプより濁ったジーッという音
  • 鳴らすドローン管の指定はできない

最後にパブパイプですが、これはドローン管のない小型のバグパイプで、音域が2オクターブちょっととなっている以外は他の音源と変わりありません。

IRリバーブやヒューマナイズ機能付き

Celtic PipesにはKONTAKT付属のリバーブやEQとは別にIRリバーブ(コンボリューションリバーブ)が付いており、ルームサイズを数種類から選べ、リバーブ量も調節できて自然な響きを与えてくれます。

また、ヒューマナイズ機能としてピッチの微調節、発音タイミングの調整、ステレオの音の広がり具合なども自由に設定することができ、必要な機能は一通り揃っているという印象を受けます。

チャンター管がレガートなので特有の奏法の再現が楽

他のバグパイプ音源は知らないのですが、このCeltic Pipesではチャンター管はレガートになっているので、瞬間的に穴を開閉して音を切る(Birl)などのバグパイプ特有の奏法がやりやすいのも地味に嬉しいです。

ドローン音を鳴らして適当に弾いているだけでも楽しいので、一人で延々と弾いてたりします。笑

最後に

この音源を含め、Bolder SoundsではKONTAKTの他にもLogicのEXS24やGigastudioなど様々なプレイヤーに対応しているのもありがたいですね。

但し、フリーのKONTAKT PLAYERでは使用に時間制限がかかるのでご注意ください(これは公式サイトでもかなり念を押して書かれています!)。

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CASA
作曲経験ほぼゼロの状態から、2015年より著作権フリーBGMの製作に乗り出した駆け出しの作曲家。感性と独学での作曲で生計を立てられるのかを身をもって実践中!ブログ「またたび音楽堂」では、音楽・DTMを軸に自身が興味のあることを幅広く発信しています。 ⇒プロフィール詳細
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